八ヶ岳ニュース
2011年1月4日〜6日『京都から奈良へ…おかしな三人自転車旅』
●ピンチ!!!旅が始まらない
…… バスの乗車拒否
南歩と二人の旅。斉藤の車で自転車をかついでバス停に行った。時間通 りに来たバスの運転手さんに、トランクを開けていただくように頼もうとしたら、いきなり『自転車は乗せられません。折り畳みでもダメです。規則ですから』………唖然。
JRバスはダメだが、他の会社は大丈夫だって斉藤は言ってるじゃん。後ろに居る斉藤さんを思わず振り返る。 『じゃあ不乗車証名書を書いてください』と意外と冷静。でも困るじゃん。送ってくれるって言うの??
運転手さんは『一台はトランクで一台は車椅子のスペースに乗せられるならいいよ』と?トランクが開き、難なくニ台とも入ってしまった。『でも帰りは近鉄だから絶対ダメだと思うよ。』
「わかった。迎えに行くよ」 と斉藤さん。
という事で明後日、奈良で待ち合わせることにして、とにかく旅が始まった。バスの時間も長いし、ゆっくり考えよう。着いたら自転車を組み立てて、梅小路蒸気機関車館に行くだけだ。
京都駅は人がひっきりなしに通っている。なんて凄いんだ。駐輪場のスペースを借りて組み立てた。
●回転台に乗ったSLを見たのは初めて。いや日本でもここだけ?いやあ興奮する。 以前大人の都合ってやつで、門前で見れなかった南歩のリベンジ見学。旧二条駅の駅舎もかっこいいけど、地図に出ている放射状のゾーンはもっとすごい。19台のSLが放射状に並ぶだけで、圧巻の風景なのに、3時半の最後の興行を終えたD51が回転台に乗って二周し、メンテナンスゾーンに行って、灰を出して掃除し、石炭をつんで、再度回転台でぐるんぐるんして、車庫に入る場面 が見られたのだ。 大満足で、寺でも回ろうとしたが、南歩は興味がなさそうなので、裏道をうろうろしながら今日の宿ゲストハウスを目指す。
●ピンチ!!!旅が始まらない
…… バスの乗車拒否
南歩と二人の旅。斉藤の車で自転車をかついでバス停に行った。時間通 りに来たバスの運転手さんに、トランクを開けていただくように頼もうとしたら、いきなり『自転車は乗せられません。折り畳みでもダメです。規則ですから』………唖然。
JRバスはダメだが、他の会社は大丈夫だって斉藤は言ってるじゃん。後ろに居る斉藤さんを思わず振り返る。 『じゃあ不乗車証名書を書いてください』と意外と冷静。でも困るじゃん。送ってくれるって言うの??
運転手さんは『一台はトランクで一台は車椅子のスペースに乗せられるならいいよ』と?トランクが開き、難なくニ台とも入ってしまった。『でも帰りは近鉄だから絶対ダメだと思うよ。』
「わかった。迎えに行くよ」 と斉藤さん。
という事で明後日、奈良で待ち合わせることにして、とにかく旅が始まった。バスの時間も長いし、ゆっくり考えよう。着いたら自転車を組み立てて、梅小路蒸気機関車館に行くだけだ。
京都駅は人がひっきりなしに通っている。なんて凄いんだ。駐輪場のスペースを借りて組み立てた。
●日本人がいないゲストハウス『ケイズハウス』
斉藤のお勧めだったが、お洒落すぎ?オープンカフェもある?部屋で作戦を建てたところ、やっぱり自転車じゃなくて電車になりたいと言い出す息子。地下鉄に乗るために京都駅に行くと、まるでテーマパークのような駅にグルグル見学していたら日が暮れた。
とりあえずお腹が空いたので三条あたりに繰り出し、聞いてきた居酒屋伏見が見つからずなぜか座和民に入ってしまった。京都らしくないやん?でも好きなものをたらふく食べた南歩は大満足でした。なんとなく懐かしい先斗町に行ったら南歩はいたく気に入って珍しく写 真を撮れと言う。こっちで食事がよかったな。
最近はイチゲンさん用の店も増えてそれなりに楽しめそうでした。京阪電車で宿に帰る。ラウンジを覗いたら外人だらけだったし、4台のパソコンも外人が占拠。ではと向いの銭湯の都湯に行った。
昔風で地元の人しかいない小さい銭湯だ。ここまでディープだと外人はいない。朝起きてラウンジで 朝飯を食っていると、和服の男性から声をかけられた。川越えの着物すきな男性はこれから座禅に行くという。こういうとこは日本人も変わっている人がいるんだ。自分もか?
● マンディと合流し、奈良を目指す50キロ
部屋にマンディがやってきた。知らないところで知り合いに会うのはとっても嬉しいものです。マンディはがんばって兵庫から新幹線で輪行してきた。まずは伏見の寺田屋を目指す。道はわかりやすいし、寒さも大したことはない。
寺田屋はまだ開いてないので、川沿いの道を十円玉 を握りしめて平等院に行く。さすがに美しい。南歩に仏像は無理かな?天気は悪いが雨は大丈夫そうだ。
奈良への最後は小さな峠が予想された。どの道を行くか最後まで迷っていたが、 今夜お世話になる旧友の感に頼った。平城京に真直ぐに突き当たる道を行こう。丘の上に形成された住宅地を突っ切り、古い集落らしいところ過ぎると、眼下に平城京が見えるつもりでいたが、坂もたいして長くなく、だらだら降りたら、いつの間にか平城京の中だった。
広くて何もないので、早々に町中をごちゃごちゃと降りながら、目的の知事公邸の前の長い白壁に至り、『座敷で大の字』を味わうことが出来た。初めての道の興奮と緊張から解き放たれる気の置けない友人宅が嬉しい。
修学旅行、大学茶室見学での来訪、卒業設計で訪れた奈良三新屋町、仕事できた何度も来た橿原市の今井町、馴染み深い奈良に何十年ぶりの来訪だった。日帰りの マンディを送るために奈良駅に行き、帰ってゆっくりさせてもらった。
●奈良散策のあと斉藤さんと合流
朝はどうしても行きたかった元興寺周辺と興福寺。30年ほど前一人でよく阿修羅像を見にいった思い出の場所だが、今は立派な国宝館になっていた。有名になってしまったが、やっぱいい。
自分が一番気に入った仏像の顔を探せばいんだよと南歩に言ったら、やっぱ阿修羅だそう。ほかにもあのじいさんの顔もいいよねとかいいながら。少し仏像を鑑賞できたかな?そして急遽、犬たちと山辺の道を歩くこと(私たちのお迎えついでに雑誌『レトリーバー』の仕事)になった斉藤さんと合流し、東大寺は2月堂3月堂だけみて、あとは修学旅行で来るからいいなと言いながら、名古屋港水族館で遊んで帰りました。
行き帰りなどもあって疲れたけど、比較的平坦なので幸い筋肉痛はなし。京都、奈良は自転車にいいです。もっと良い時期にいっぱい時間をかけて回りましょうね。(一ヶ月くらい欲しいな)
みなさん バス乗車には気をつけて。