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​八ヶ岳ニュース
2010年5月4日『タイ記録樹立 』(容積は新かも)
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大地の記録
中3の大地がやってきて、駄菓子を一通り食べた後、ポリバルーンを始めた。

 

記録更新を狙っているようだ。30円のポリバルーンを2つ買ってストローにセットしている様子を見るとわかる。

直径55cm(ゆうきのTEAM SHERPA記録)を超えるには、絶対二つ必要なのだ。

 


鼻から吸って、ゆっくり口から空気を注入すること10分ほどで、40cmを超えた。

がしかし、その後が続かない。おお穴が開いているではないか?口をストローにつけたまま補修して再開する。

 

しかし如何せん形が丸すぎる。ゆうきの時は横長で、長い方の直径である。

これは55cmにするには相当の容量 が必要だ。静かな呼吸音がつづき、いよいよ50cm超。

とうとう55cmにとどく。

しかしそこで大きな穴が開いているのを発見。どっと力が抜ける。お客さんが入ってきて終了。いいじゃないか。タイ記録で。

​八ヶ岳ニュース
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●幸せだ−!!!
野田知佑さんにお会いするのは、何年ぶりか?
恒例の能登半島の羽咋市で行なわれていたモンベルのトライ&キャリーもゲスト陣にとっては、同窓会のように集まるのを楽しみにしていたのに、(ゲストでないふんどしボーイズも年に一回のお楽しみだったのだ)今年の参加はなく、来年からは開催されない。私は店をやってから出られなくなり、野田さんや風間さん、内田さんに会えないのは本当に残念なのだ。でも 斉藤が毎年出演しているナチュラルハイに、野田さんも来るという情報が入った。その後の予定は知らないが、せっかく山梨に来ているのに来てもらわない手はないと、お誘いメールを出すと、寄ってくれることになった。
いまだに緊張して、話したいことや聞きたい事が半分も言えてない自分にあとから気が付く

●5年ぶりの来訪の意味!!
前に家に来てくださったのは、5年前だ。忘れもしない南歩の友達のIちゃんが泊まりに来ていて、南歩はルンルンだった。 まだ店は出来ていなかった。野田さんの生き方が一つの指針である私には、この店作りをどう思ってくださるのかが試験のようなものと勝手に思っている。外中心の店の空間作り、品揃え、駄 菓子屋、そしてそこで行なわれるさまざまな世代やイヌネコの交じった、憩いや遊び。
 

●合格点と言えるかな?? 
雨が降って、寒かったので家ご飯にしたが、ゆっくりのんびり。犬や猫と遊び、映画も見て、原稿も書いて、お店のお客さんともお話をして。そして、これからのイベントにと駄 菓子やお月さま手ぬぐいを買ってくれて。散歩もして。 犬とは一心同体のようにイメージされている野田知佑に「よし猫飼おう」と言わしめたポノもいて。

●次の日、電話が来た!!
「デッキで勉強してたら、アレックスが足元で満足げなんだよ。いいところだよ。ありがとう」

●わたし自信が持てました!
何があっても10年は店を続けると言う目標に向けてがんばります。 
やっぱ野田さんは最高に優しくて愛がある大きな男でした。 
最近の若者は、知らないという人も多いけど、
若者!!見習えよ!!いいおとこを!!

​八ヶ岳ニュース
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●釣りやりたいと言う子は多いから適当にあしらった??が、どこかが違っていた!!!

お客さんは誰もいない。寂しい限りであったが、旅人小屋に泊まっていた南歩の友人が帰ると、代わりに弟の小4のシュンジが来て、釣りがしたいという。 篠竹を取って来いとのこぎりを渡した。 切ってあった篠竹を持って来てこれでいいやというが、古いのでしならないで折れた。「しなるのがいいんだ」といって、また取りにいった。 その辺は釣り好きの父から教えてもらっているらしい。 今度は、「糸ない?」というから、その辺の蒼いビニールひもを渡した。 こんなもので釣れる訳がないが、 子供だましだ。この間拾った釣り針を枝にかけてあったので、それを渡す。「えさは?」『畑にいくらでもいるよ』 落ち葉一杯の土をほると、面白いようにミミズが出てくる。草取りをしていて、あまりにも出てくるので取っておいて、生ゴミ分解用ミミズ箱を作ろうと思うくらい。この季節はいくらでも出てくるのだ。 竹の筒に入れて、準備完了。ちゃんと一人で釣りに行けるやつだ。 ほっておいた。

●釣ってしまった!!

予約のお客さんが来て、カレーの後のコーヒーを入れていたら、シュンジがわあわあいいながら、暴れるニジマスを胸 にしっかり抱きかかえながら必死の形相で店に入って来た。最初は理解できなかった。釣った。釣った。釣ったのだ。

あのいい加減な仕掛けで!!!!!

犬が水を飲んだり、子供の水遊び用にボタンの花を浮かべていたタライを用意していたが、まるでニジマスを待っていたかのように、すっぽりと美しく収まった。 どれだけ釣れないかを知っている私だけが、大興奮で浮いていた。ニジマスの最高記録だ。しかも、ぼろぼろの原始時代の道具でだ。メジャーで測らせると31cm。この興奮を共有したいが、4人のおじさんおばさんしかいない。 おじさんの一人が、写真を撮ってほめてくれた。これは大事件だから私も必死で写 真を撮る。本当にすごい。一歩の竿に40cmのイワナがかかった日を思い出す。今しかない表情を撮らなければ。4年生にして、試行錯誤の上の大冒険。男になった瞬間だった。

シュンジの母親に電話をして知らせておいた。お父さんは今日出張だから、家にもって帰ってくるなという指令。団地で30cm超のニジマスをさばいて、焼くのは厳しいのだろう。 子供来ないかな??自慢したいなあ? 彼は、また釣りに行った。ハヤしかとれなかった。知らせを聞いた父が見に来た。 「何万もするカーボンロッドはいらないんだな。よくやった」といって忙しそうに仕事に戻った。 せっかくだから、さばいて、火起こしして、焼いて食べよう。そこまでやろう!! 釣り好きに電話したが、みんな部活で留守。 仕方なく、準備をして、川に行ってさばき方を教える。わたは川に返す。 そして、火を起こして、炭に火をつけ、ますに塩をして、焼く。シュンジが自分でやってみる。焼いている間にまた釣りに行く。 その間にポノがハヤをタライから3匹盗んで食べていた。ようやく子供が来た。駄 菓子を食べてから、魚をみんなで食す。食べかすは川に返す。 完璧だ。 いい一日だった。男の子が男に変わる瞬間に立ち会えてうれしい。 駄菓子屋冥利に尽きるのだ。

●翌日は、ボウズなので駒作り とベーゴマ

翌日 また男であるSが来た。雨だというのに、カッパを来てロッドをかついで颯爽と歩いて来た。 昨日の一部始終の写真を飾っておいた。超うれしそうな生意気な顔の写真が本人は気に入らないので外せと言っていたが、無視。 私が他のお客さんに昨日の感動を自慢するのが恥ずかしいのだ。

将棋の銀の駒を作ろうと、道具を用意していたところで、おじさん二人が来た。 すぐに、道具と子供たちを見つけて、教えだした。いい風景だ。これなんだ。今度は ベーゴマをしている子供達を見ていたおじさんが、教えてくれといいながらベーゴマにチャレンジ。うまくいかなかったが、いいおやじだ。

●野田知佑効果が現われたのだ

おじさんと子供が教えあう風景が、私の理想です。たぶん野田知佑効果です。まるで彼がここにいて、子供達に教えているような風景でした。 (現代の良寛さんに感謝)

SHIRO_PAST 01
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