八ヶ岳ニュース
2011年4月23日〜24日『第12回シェルパ斉藤トークショー…ゲスト林家彦いちさま』
photo by 山田
photo by 山田
●最悪の天気の中、皆さんのおかげで最高のお噺会になりました
今回は、チャリティーのための人集めが目的の一つなので、人の集まる場所にチラシを張ったりしました。基本アウトドアの人しか来にくい斉藤のトークショーだったのですが、落語だけをお聞きに来られた方も居るので、斉藤の報告もそこそこに、彦さまに登場していただきました。最高です。彦さま。
思えば朝から空を眺めてはハラハラしていましたが、雨脚は本番が近づくに連れて、どんどん激しく、人が集まる脚音に合わせたよう。斉藤は朝から赤井さんと工夫しながらタープを張り、途中、どんどんタープが増えていきます。
斉藤は声を張り上げて、タープに当たる雨音に負けないように頑張っていましたが、落語家さんの噺には、調子といい、内容といい、多くの人の意識が吸い付けられてしまいます。いきなり、座布団が長いだとか、端っこに座っているだとか、「めくり」じゃなくて、「剥がし」だとか、意図してないのに、いろいろネタを提供させていただきました。
とにかくプロの噺家はすごいという事になった訳で。
ただでも寒くて、雨がどさどさ降ってて、タープの音がうるさくてという最低の環境をこともなげに、すべてを笑いにしてしまう。天才です。(うちのお客さんは、こんな悪天候でも、一体感を楽しめる素晴らしい人たちです)
●キャー彦さまーー
この出で立ちのかっこいい事。この衣装の仕込みネタもありますが、それは来た人だけのヒミツといたしましょう。『脱ぎにくいから誰もやらない』と言うのがヒント。
知らない間にひかるちゃん(中一)が、師匠の素敵な色紙を持っていました。山田さんの写真を見て知った事ですが、うちでも色紙を買っておくべきでした??後悔してます。しかも『私も落語やるんです。てんしき』を、なんて言わなきゃ良かった。恥ずかしい。
●ひかるの春
そう、ひかるちゃんのお父さんが彦いち師匠の大ファンなのであります。しかもひかるちゃんは、大の鈴木みきファン。近所のみきちゃんが来るのを首を長くして待ってました。「本を全部買って読んでます。サインください。」本物のみきちゃんも、その空気感がとても漫画的で、いい感じです。若くしてみきちゃんの魅力がわかるなんてオマセなひかるちゃんです。将来はいったいどんだけ活躍するのか?この顔覚えておきましょう。いい出会いです。いい経験でした。
(斉藤の本は売れないのに、みき本たくさん売れました。)
●健太朗パワー
今回は、高妻さんが用事があって、いか焼きがありません。私も新しくチリビーンズも作ってみましたが、健太朗さんも、あぶり焼きソーセージ屋をやってくれました。ついでに似顔絵屋も。似ていたら1000円(支援金)。私のは店に飾ってあります。そして、いろいろ看板もイラストで書いてくれました。お客さまが多いのはこのためです。取っておいてまた使おう。
●次の日の楽しみ
帰っちゃうとそのあとに何か楽しい事があるんじゃないかと、なかなか帰れない下り自転車の堀内さん。今回は楽しい檜剥きがありました。そのうち赤井さんがスラックラインを持って来て、誰もできないのに遊んでました。さらに屋根屋竹内クンがいると始まる斉藤家屋根登り。前回から恒例化しています。今竹内クンが屋根の葺き直しをしてくれています。次回新しい屋根の感触を確かめに来てください。
●ありがとうみなさま
そんな訳でいつものカンパ箱には3万8千円と、これまでには考えられない額の支援金が集まりました。本当にありがとうございました。
TEAM SHERPA他、出店組の1万円を足して、斉藤が被災地にもっていきました。全額を被災地で活躍するアウトドアマンのトールと山田周生さんに託します。近所の有力者が参加してくれたのは本当にうれしい事でした。この辺りのやり方で、接待もできなかったけど。怒ってないかしら。
photo by 山田
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