八ヶ岳ニュース
2013年5月3日4日『第17回シェルパ斉藤トークショー…関根秀樹さま』
手際のが良過ぎて、火起こしが超簡単そうに見えます。があとで火打鎌を買ってやっても、かなり大変
竹どん太鼓でみんが笑顔。
いい音だね。
佐藤まさみちさんのライブ最高!!
新曲八ヶ岳も披露してくれました。
毎度のかまどご飯
あとからあとから子供達も来て、優しく教えてくれる。
かおりさんも、火起こし体験
ついでに、ピアノとピアニカの一人二役
◉初のGW開催のトークショー
モンベルのトライ&キャリーがなくなったため、斉藤がGWにいる!!!ということで皆さんが大渋滞にハマる事も苦慮せずに、開催してしまいました。他のイベントもまっさかりの時期であり、参加の応募も少なめで、じっくり関根さんと遊べると思いきや、全体で65人と盛況でした。日曜日の参加者もいて、関根さんと遊べた方々は80人に近いのではないかな。
◉楽器の関根さん?
たぶん、楽器づくりから入りました。いつの間にか竹や篠竹をとって来て、さっさとナイフを取り出して、笛と太鼓、ぶんぶん振り回すヤツが二種類。どんどん出来てました。鼻笛、ぴよぴよぬんちゃく。いやあいろいろありました。笛を作っては、関根さんの演奏会。ちょっと古めの選曲が斉藤さんと同じ年の貫禄ですかね。うまい!!!そのうち、太い真竹を切って、長いものは節をくりぬいただけの竹筒を、たまたまお誂えのように置いてあった、樹齢58年の切り株にみんなが輪になって、落とすように打つととってもいい音がする。音階が出来る。和音も出来る。みんなが音を出すと自然にリズムが出来てきて、血が騒ぐ。こんな事が何度も繰り返された。
本当にいい音です。さすがに一ヶ月たった今は、ほとんどの竹が割れたりしていい音が出なくなってますが,しばらく遊びました。次の日も、どんどこやっていると、かおりさんがピアノで合わせてくれて楽しさ倍増でした。
先日お客さんできた、縄文笛の奏者のウージさんは、さっそく竹をとって帰りました。新しいアイデアが浮かんでいるよう。今年はどこかでいい演奏会が聞けると思いますよ。
◉トークショー
いつも素晴らしい佐藤まさみちさんのライブ、今回は八ヶ岳という新曲も披露してくださいました。斉藤の話は、被災地を結ぶ『みちのく潮風トレイル』ができたこと、海王とトッポと南歩で歩いたが、これから応援したいこと。今年の日系トレンディで、今年はやるもの一位はロングトレイル。テレビでもロングトレイル取材が来ている。4月17日に亡くなった加藤さんの遺志を受け継いで、頑張っていきたいこと。加藤さんに導かれるように、MTカタディンに言った事など。まだ紙面に乗せてない事を披露しました。
さて、関根さんはというと、さすがに大学の先生です。お話は滑らかで楽しい話題ばかり。なぜ火起こし世界一なのか?各部族の最も早い名人と戦い連勝を続けた関根さん。見れば分かります。絶対世界一です。火起こしだけではない関根さんの魅力満載です。火起こし界にはなくてはならない人です。私が神仏具屋で買った火打鎌にも、関根さんの本を参考にしたとか、相談して作った火口であると書かれてありました。
人付き合いのいい関根さんはどうも、朝4時ころまで、イオで飲んでいたらしいです。でも朝はちゃんと起きてきましたけどね。
◉でもやっぱり火起こしの関根さん
朝から大もての関根さん。斉藤のかまどご飯のあと、ひっきりなしに火起こし参加者が来て、いちいち教えてます。新たに子供達も来て何度も教えて大変。もみきり、ゆみきり、ひもきり、水晶、火打鎌など、なんでもあっという間にできる。火口についたら、麻のほぐしたのでくるんで、大きく回すと『ぼわっ』とつく。
あらかじめ、作ってあった土器を焼くため、ついた火をつかって焚き火講座まで始まった。土器は3時間ほど掛かって、すばらしくうまく焼けました。これは一歩担当。
◉ピアノを外に出して
今回はプロのピアニストが二人です。夜は佐藤さん、次の日は古屋さん。音を作り出す遊びをしたり、太鼓とのセッションをして遊んでいたら、南歩の友達ソウシが来て、また演奏。うまい!!!そういえば、定期演奏会を控えた南歩は、吹奏楽の練習ばかりで、トークショーどころではないようでした。
どうも定期演奏会でジャズを弾くそうで、かおりさんに教えてもらっていました。そんなこんなで、忙しくしていたら今日お泊まりの4人が来て、ピアノに異常に反応すると思ったら、音大ピアノ科の面々でした。さあまたもや演奏会続き。しばらく、いい生演奏が聞こえていたTEAM SHERPAでした。あんな小さなピアノがとても頼もしく思えました。みなさんありがとうございました。
そんなわけで、皆さんのカンパから、お礼を差し上げて、被災地支援カンパには5000円を入れました。
ありがとうございました。
南歩の友達の高校生のピアノライブも
その後にやってきた