top of page
​八ヶ岳ニュース

2011年10月20日午前2時『サンポ腎不全により永眠』

20111020_1.jpg
20111020_2.jpg
20111020_3.jpg

◯兄弟会の直後に食欲なくなる
楽しく遊んだのに、前の日には、BE-PALの撮影もあり、ボールを追っていた。足がどんどん遅くなって、散歩をときどきいやがるようにもなっていたが、元気だった。が、食べないことにはびっくりした。
斉藤と二人で医者に連れて行き、血液検査で、判明した重い腎不全。
突然なったのではなく、おそらく徐々に悪くなっていたのであろうと。腎臓機能は回復しないはよく知られている。どうするか相談したが、点滴で様子を見ることにした。とりあえず、食事をとって体力を回復したい。夜はどうしても家に連れて帰ることにした。みんなが待っているから。
 

◯点滴を1週間受けるが芳しくなく
お金はかかるが、一週間点滴して、それでも駄目なら家で看ることにすると斉藤は言い張った。ちょっと旅には出るが、その間は点滴に連れて行き、頑張ってみよう。少し腎臓食も食べてくれる。最終日の検査の結果も変わらず。腎臓食とお薬を携えて家での看護が始まった。
どのくらい持つのだろう。先生はおそらく長くは持たないだろうと言う。
 

◯家で看病することに決定
斎藤も取材から帰ってきて、一緒に家に戻り居場所をしつらえる。幸い暖かい日が続いたので、昼間はデッキでトッポや猫達のそばで寝て、夜は一階の土間でトッポと小屋に入る。階段を登ったりできないが、だっこして、土に出しおしっこをさせる。まだまだ自分で排泄できるので助かるが、20kg近いサンポをだっこして階段の上り下りはつらい。あとは寝たままだが、呼ぶとしっぽを振ってくれる。
 

◯衰弱していくサンポ
夜は家の中で、斉藤が横に寝ることにした。
歩けなくなってきた!目を閉じない。ペーストを口に入れても食べなくなった。水を注射器で口に入れる。
ずっと暖かい日が続き、デッキで斉藤と犬猫といっしょ。

◯意識がなくなるサンポ
斉藤が呼びかけてもしっぽを振らなくなった。おしっこを漏らした。

◯サンポとして理解しないトッポ
立ち上がろうとしていてびっくりしてたら、うんちを漏らした。
サンポから遠ざかって見守るトッポ。
そして、息が荒くなった11時頃から斉藤と見守っていた。すーっと息が楽になってきたようなので、私たちも寝てしまった。斉藤が朝2時すぎに気がついたら、動かなくなっていた。

◉倒れてから2週間。水だけになって5日目。
斉藤の旅立ちに間に合わせるように、サンポが旅立っていった。
その日のうちに火葬したいので、急いで探し、近くの寺を予約。午後1時に火葬の手配をして、3時に骨になって帰って来た。あっけなかった。受け入れるのにしばらくかかった。

SHIRO_PAST 01
bottom of page