八ヶ岳ニュース
2012年4月21日〜22日『第15回シェルパ斉藤トークショー…ゲスト平野勝之さま』
登場
●カッコいい英国紳士登場、イオの前で記念撮影。
いやあ、予想はしてましたが、みんなびっくりでした。あの格好で乗り付けましたから。ちょっと待って、もう一度もどって乗って来てー。写真に撮れなかった斉藤があわてて帰す始末。絵になってましたから。でももう一つ超絵になっていたのは、申し分なくイオです。しかもシゲさんがライブで刈っているので、どんどん見る間に美しくなって行くのです。色合いからして、平野さんの背景にぴったりです。八ヶ岳スピンドル倶楽部のメンバーはいい織り地を見ると目が輝きます。よーく見せてもらいました。うーんさすが。本来35万円もするものは、織りも仕立ても素晴らしいです。
●お祝いいっぱい会です。
斉藤の挨拶は、お祝い事紹介から。斉藤の本出版記念。ゲスト平野勝之の監督失格DVD発売記念。そして同作品第21回日本映画プロフェッショナル大賞の大賞(ベスト1)を受賞。作品賞受賞記念。
めでたい。めでたい。
●萱ふき職人のシゲさん(功労者)と記念撮影
苦労してやっとこぎつけたシゲさんの茅刈り。花形作業であるハサミによる茅刈りは、シゲさんの美しい姿とともに、本当に絵になる一品でした。みんなが見とれ、そして、シゲさんはうれしそうにハサミをふるう。重いので結構大変でしょうが、あとで、腰でもいためないか心配です。とりあえず、お手伝いいただいた人でそこにいる人での記念撮影。そしてみんなでシゲさんを取り囲んでの記念撮影です。
●自己紹介からライブ、トークショーへ、どこへ??
斉藤が挨拶した後、恒例自己紹介です。今回50人くらいと理想的な人数なので、皆さんゆっくり目の自己紹介でした。他のイベントとかぶり、来られない人も多く残念でしたが、このくらいもいいです。
まじめに自己紹介なんですが、平野さんがいろいろとチャチャを入れるのがおかしくておかしくて。
◯出版記念パーティー?
今日は斉藤の本お出版記念パーティーでもありまして、参加票に新刊本が必要となっています。斉藤もそれはそれは力の入った珠玉の作なのですが、担当である山と渓谷社の萩原さんのお言葉に感動しました。萩原さんが自ら志願して、この本の担当をかって出てくれたこと、印刷に対して紙の選び方から印刷の色の出し方まで細かな気遣いをしてくださった事、感謝感謝ですが、私からご本人にはうまく伝えられませんでした。
◉すごいゲストも!!
萩原さんが連れて来てくださった横山勝丘さんは世界的クライマーで、2011年のピオレドール(金のピッケル)賞受賞。愛称ジャンボさん。そして小林千穂さんは愛らしいクライマー。山渓joyの表紙も飾るナイスな笑顔でした。
◉永井さんの自慢
特筆すべきは、永井さんの自慢(確かに!!)。『わたくし、自慢できる事が二つあります。一つはトークショー唯一の皆勤賞なんです。みなさん常連さんも多いでしょうが、一度も休んでないのは私だけです。記録更新に挑戦します。そして、最高齢です。70歳これも負けてはいません。』本当にありがとうございます。
◉マーヤライブ
そして武道館を一杯にしてやるー『マーヤ』のライブ
味のある声と魅力的な音の流れに酔いしれました。ありがとう。
7月14には、下北沢のビッグマウスでライブがあります。皆さん応援してあげよう。
◉妊婦二人
今回は結構強そうな妊婦が二人いました。これは初めての事です。横山さんの奥様と、中村健太朗さんの奥様。前回は恋人で、しかも旅人小屋での初キス暴露。その前はただの友達だったはずです。関係がどんどん進化した健太朗氏とシノさんペアです。たぶん全く問題ないとおもいますが、元気印のお二人の安産を祈願します。
◉おもしろゲスト
金曜日に初めて来たお客さんが乗りのいい人で、斉藤の事を知らなかったんですけど、彼の旅を説明しているうちにどんどん乗ってきたました。本を紹介すると、本棚の前で斜め読みしてげらげら笑い出しました。『明日のトークショーにいらしたら?』といったら、ハマりにハマって日曜日の夜まで、最後までいた参加者になりました。シェルパ斉藤を知った日から続けて3日間ここにいたことになります。しかしその後姿を見ません???!????
●イオの暖かさが逃げ場になっていた
4月末の夜は、まだ寒いです。炭を入れた豪華な焚き火や、七輪に練炭など、火種にはこまらないのですが、いかんせん寒い。ところが、イオの中は同じ量の火でも暖かさが全然違うんです。すごいです。焚き火の火とランタンの火とでとてもいいんです。
そこで話しているうちに、なぜか、次回はペア参加に限定にしようと案が持ち上がっています。賛同者はメールください。
◉次の日
恒例のかまどご飯とご飯のおともセット。焼き鳥、豚汁などの朝食。
天気が危ぶまれたし、人数が少ないので今日は野球はなし。なぜかみんなパチンコ作りやスラックラインに夢中になっていました。
その次の日、不安定な天気に平野は出発を断念し、焚き火の横で昼寝をきめこんでいましたが、二日後、重い腰を上げて麦草峠越えのハードな自転車旅に出発しました。春の暖かい陽射しを浴びて、真っ青な空とサクラがお見送りでした。
●ありがとうみなさま
そんな訳で、呼びかけを怠ったためか、いつものカンパ箱には一日目は11000円でしたので、斉藤案で平野さんの交通費にしてもらいました。その後の2000円と店の売り上げから5000円を支援金にいれました。ありがとうございました。
斉藤が忙しく、現地に出向く時間がありませんが、必要に応じて、石巻の『絆』や今まで縁のあった被災者への支援に使わせていただきます。
写真協力:山田正明