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​八ヶ岳ニュース

2012年8月16日〜17日『ちょっとした夏旅…20年ぶりファルトカヌーと南歩応援』

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◉人生を変えたフェザークラフトFRTを20年ぶりに広げた
 今年の夏旅のテーマは本栖湖カヌーと南歩の応援だった。南歩は今河口湖で合宿中。佐渡裕さん監修の河口湖音楽祭に出演するためだ。毎年出ているから、最後のコンサートのチケットは取れるはずと決め込んでいたが、さすが南歩。これが中3なので最後だと言うのに1年生が取れて南歩は取れなかった。仕方なく、佐渡さんの公開レッスンと、街角に出向いて行なう寄り道コンサートの応援に行くことにした。『ついでに本栖湖でカヌーでも広げる??』と言う事になったわけだ。
23年前に買った318、000円のフェザークラフトは、あの頃の名艇だった。何度か担いで川に行った。斉藤さんと行った長良川の瀬で大破しかけたのが最後。開ける事もなく倉庫に眠ったままになっていた。でもいつも見えるところにある。今思うと信じられないが,こんな重いものを担いでいたんだな。
30歳になって、体を壊し、野田知佑さんに憧れ、カヌーを始めた。
ショップのツアーに参加したり、子分を見つけて憧れの釧路川にも行った。いろんな川の思い出が、この艇の底に多くの傷を残している。そして、長良川の河口堰反対運動のカヌーデモに参加したのをきっかけに人生は急展開し、カヌーは倉庫に収まる事になった。
その後カヌーは乗ってもいつも野田家で借り物のカヌーだ。いつかまた川下りに出ない。あの興奮は、何よりもエキサイティングだから。

その古傷たちは、時を経て、ますます大きくなっており、穴が開いて水に浮かべる事はできなかった。最近勝手に野田家に行って遊んでいる一歩にこのカヌーを次いでもらおうかな。
斉藤の新型の方のフェザークラフトを組み立てて、トッポとボールとりごっこで遊んだ。本栖湖は昔と変わらず、美しかった。
 

●宿で行なわれた公開レッスンは、佐渡さんに近ー。
今回は、中学生の参加者が171人と過去最高で一杯のホールだった。学校の先生の指揮で演奏を聞いてもらう。そして佐渡さん。じゃあFの4つ前からやってみてー。と素早く進んでいく。私たちは、佐渡さんのすぐ後ろ2mに陣取り音がよく聞こえる場所にした。佐渡さんは旅になぞらえた。微笑みの国タイランド。そこに来た。それから物語が生まれる。感動がある。展開して行く。そして音が変わって行く。1時間の熱血指導の成果はびっくりするほどだった。汗を飛び散らせ,台から降りたり登ったり、はねたり飛んだり、かがんだり。一つの指揮棒が大きく動き、踊った。佐渡さんの動きが全て音に乗り移り、全てがつながってゆくのが分かる。すごい楽しい指揮なのです。あと一度レッスンがあって、シエナの人たちと一緒に演奏できる南歩たちは幸せです。本番はさぞすごかろう!!!!くやしーーーーーい。
夕方、五合目は駐車場待ちは1時間と表示されていた。ウッソー。じゃあ明日は、早く行かないと…。
 

●鳴沢の道の駅にて温泉、ご飯、宿泊。
犬一匹と夫婦ではバナゴンで十分だ。この温泉は今一歩です。ゆとりスペースがせまいなあ。ご飯はおいしいから良いけど。

●9時から富士山五合目へ向かう
朝から駐車場待ちが3時間。しかしどんどん入って行くので大丈夫なのだろう。途中から無料シャトルバスが出ているらしい。そりゃそうだ。道路代だけで2400円たあ高いもん。途中で遊んで、車でご飯を食べて4.5合から5合まで歩くことにした。
まだ早いが、南歩たちは弁当を食べていた。

●建物2階のバルコニーでファンファールの後、広場で演奏だ
南歩はソロ演奏があるらしい。ジャズテイストの『上を向いて歩こう』に登場。カッコ良かった。みんな山登りに忙しく聞いてくれるのは中国人や高齢の観光客経ち中心だが,2回のアンコールを受けて、緊張の演奏は終わった。帰って、仕込みします。今日は金曜日店を休んで来ていました。短い夏休みでした。けど、中身は濃かったです。

SHIRO_PAST 01
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